1948-06-11 第2回国会 参議院 本会議 第48号 先ず第一に國民所得と歳出総額との均衡の比率が、國の経済力と予算の均衡を図る上において重要な指標になりまして、これがある程度以下に保たれないと、必ず國民生活に重大な圧迫を加えることになるという点から、今年のその均衡の状況が甚だ高過ぎるのではないかという考えから御質問をいたした次第でありまして、それに対する御答弁は、今日の日本の非常に窮迫した國家の財政の状態から申しますと、残円ながらあの程度で満足するより 高瀬荘太郎